2005年11月07日

小春日和(こはるびより)

今年もいつまでも暑く、なかなか日溜りで日向ぼっこなんていう感じではなかった。
容赦なく照りつける陽射にいらついて、
「あんたなんかいらないよ。どこかに消えておくれ。」
なんて罰当たりにもお天道様に毒づきたくもなった。
でもさすがにこの季節になってくると陽ざしがありがたく、
「お天道様。ぽかぽか陽気をありがとう。」と感謝したくなる。
お天道様の光のもたらすものは計り知れないものがあるけど、
それも程々のところじゃないと有難味を感じないし、生命として存在できない。
なんとも生命というのは頼りなく、いい加減なものだと思う。

「私達は大宇宙の銀河系のなかの、中心から外れにある太陽系の、太陽を中心として九つある惑星のうち内側から三番目を回っている地球に住んでいます。太陽は宇宙の星の中でも大きくもなく小さくもなく中くらいの大きさで、私達の住んでいる地球も惑星の中で大きくもなく小さくもなく中くらいの大きさです。」

子供のころこんな内容の文を読んで私は「なーんだ。つまんないの。」と落胆した。
地球とか太陽とかは宇宙の中心から外れたところにあるし、
地球も太陽も一番大きいわけじゃなく中くらいの大きさだなんて。
お日様とかお天道様とか呼んでいる太陽や、
自分にはとても広く感じる地球が、
中くらいの大きさでありきたりの存在なのがどうも残念で仕方がなかった。

太陽の寿命は約100億年。太陽ができてから約50億年。
地球上に生命らしきものが誕生してから約3億年。
そして夜空に輝く星の中でも、巨大で青白く輝く星の寿命は数千万年。
そんなところが今の定説だったろうか?
(誤っていたらどなたか訂正してください)
これらの年数から考えると、
大きな星の周りの惑星ではどうも生命は誕生しそうな感じがしない。
太陽が程々の大きさだったからこそ、
生命が誕生するまで光を放出し続けることが出来た。
太陽が程々の大きさだったからこそ自分がいるんだなあ。
そんなことを思う。

程々に、程々に。
私達のお天道様の周りはそのようにつくられているのかもしれない。
posted by はまべせいや at 17:24| Comment(2) | TrackBack(0) | 季語に思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大きすぎる存在は 周りを潰し
自らもまた いずれ 滅びゆく運命にある

天体の話なのに
なぜか 社会・経済の図式を
頭に浮かべてしまいましたf^^;

”太陽の程々 ”は 大切なことだったんですね。
金星について 少し調べてみました。
お隣同士、ということもあるのかな
地球によく似た星、といわれていたそうですネ。

けれど 実際は地表温度400度k〜700度k
水も豊富にあったようだけれど 全て蒸発してしまった
そんな記述もありました。

地球が あとほんの少し太陽に近かったら
金星と同じ運命を辿っていたかも知れないことも・・。
いろんな偶然が 重なったおかげで
私たちの住む 緑の地球が存在することを
改めて知ることが出来ました。

ついでに(笑)
地球のページを開いてみたら・・
http://kids.goo.ne.jp/cgi-bin/kgframe.php?BL=0&SY=2&MD=0&FM=0&TP=http://www.cgh.ed.jp/TNPJP/nineplanets/earth.html

せいやさんは よく知っているかも・・ですが
地球の画像を、拡大クリックしてみてください。
”太陽の程々”から 全ての偶然に感謝、を 教えてもらったお礼です。

けんさく きっずgoo は笑わないでくださいよ〜。

Posted by うさこ at 2005年11月08日 22:21
「大きすぎる存在は 周りを潰し
自らもまた いずれ 滅びゆく運命にある」

中高生のとき歴史にも少し目を向けていればよかったかな。
なんて今になって後悔しています。
そんな少ない私の歴史の知識のなかで思うことは、
やはり冒頭に引用したうさこさんのコメントです。
過去の歴史を振り返ってみても、
現在”巨大”とされているものの情報を見聞きしても、
大きすぎる存在はそれ自身のうちに矛盾が生じているような気がします。

よく言われることで、どこかの本で読んだことだけど、
ずっと当りくじを引いてきたから、今私達は生きている。
すべて偶然(と思える、神を信じる人は必然というかも知れない)の積み重ねによって
今があるということに大きな驚きを感じます。

美しく輝く金星も二酸化炭素の雲と濃硫酸の海で、
地球上の生命がとても存在できない過酷な灼熱の星。
今まで地球はそんな道はたどらなかったけどこれからはどうか分からない。
南太平洋の島々の国では不気味な前兆が。
潮位が上がって国土が狭くなってきていたり、
国土の伝統農法でまかないきれないほどに人が増えてしまったり。
そんなことまで思いが至りました。

検索のページありがとう。
ざっと見たんだけど、中高生のころを思い出したり新発見があったり面白かったです。
後でまたゆっくり読みます。
今夕方西の空に輝く星が金星だという確証を得るため、
いろいろ検索したんだけどどうも見つかりません。
私は実は検索が苦手なのです。

これは確実なんだけど。
もし時間があったら午後6時ごろ金星?を見た後、振り返ってみてください。
東の空金星ぐらいの高さに赤く光っている星が見えるはずです。
それが火星です。
Posted by せいや at 2005年11月09日 06:11
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