2005年10月17日

秋の色(あきのいろ)

「秋の色」といって思い浮かべるのは、
色づくもみじの葉っぱ、たわわに実った柿の実。
刻々微妙に変化していく夕方の空の色。
そして小学生のときに歌った「赤とんぼ」や「まっかな秋」。
秋の色といえばやっぱり赤だなぁと思う。

まっかな秋のなかでも差し詰め好きなのが夕日の赤。
夕日と空と雲のコラボレーションで、
刻々さまざまな色彩をしめす光が共演を見せてくれる。
真っ青な秋の空も夕日の時分には多少あせてきて、それでもやっぱり青は青。
夕日の赤は一言で赤と言うのをはばかるような様々な色合い。
赤というよりはオレンジで、その濃淡も微妙に違う。
ピンク色に近い色彩を感じることもある。
それらの透明な淡いブルーと色彩を放つオレンジの光は、
互いに交じり合うことなく私の目に届く。
オレンジの光の向こう側からブルーの光が透けて見える気がする。
二色の毛糸で織り成す編み物の
それぞれの糸の色が決して交じり合わないように、
混じりっけを感じさせず純粋で淡いこれらの光は、
どれか一つが大きく自己主張することもなく互いの光を殺すこともなく、
それでいて一つ一つの光が私に主張して感動をもたらす。
この感動はなんだろう?
以前ちょっと分かったようなことを書いたかもしれないが、
今思えばやはり謎のままなのかもしれない。

「秋色化粧」という唄が昔あったけ。

君は君らしく感じれば綺麗だぜ
すこし秋色化粧して


私は化粧はしないけど。
夕日を見ながら、心に感じた「美」をいつも装っている自分でいられたらな。
なんてことを思ってみたりする。
posted by はまべせいや at 18:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 季語に思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
せいやさん、おはようございます。
どれか一つが大きく自己主張することもなく互いの光を殺すこともなく
っていうの、いいですね。
互いが相まってこその 美しさとでもいうのでしょうか。
だから 感動が生まれるのかも知れませんね^^

「秋色化粧」聴いたことがあるような・・ないような・・
”少し秋色化粧して”というところで あれ?っと思ったんですけど
化粧品のCMか何かに使われました?
気のせいかな・・。
Posted by うさこ at 2005年10月18日 09:55
本当に不思議なことに
その時の雲とかの加減か何か分からないけど
光の色は重なってるんだけど、
各々の色が決して交じり合ってないんですよね。

見える時間帯といいロケーションといい、
毎年この季節になると「夕日が戻ってきた」という気持ちになります。

「秋色化粧」が化粧品のCMに使われていたことをご存知とは、
さすがに姉御!年期が入ってますね。
「上田知華+KARYOBIN」というアーティストが演奏していました。
ボーカル+ピアノ+室内楽という編成のグループでした。
このグループの曲を聴いたのが、
後にクラッシクを聴くようになった一つの要因だったかもしれません。
他に、”きのうより素敵になれるわ♪”なんていう曲も化粧品のCMに使われました。
題名は確か「パープルモンスーン」です。

久しぶりに聴きたくなっちゃたな。
Posted by せいや at 2005年10月18日 17:08
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。