2006年01月09日

双六(すごろく)

子どものころ、よく自分で双六をつくって一緒に遊ぼうと親にせがんだものである。
できるだけ長く一緒に遊んでもらいたいので、上がりに近づくほど難しくしたりして。
ゴール直前でスタートまで戻ったり、
行きつ戻りつしないと通り越せないところがあったり。
最初は付き合っていた親も、次第に関心が双六から別のところに移ってゆく。
あ〜あ。もっとやってもらおうと思ったのに。
これくらいで我慢してやるか。
つかの間双六を付き合ってもらってあきらめる。

私の娘もよく双六もどきをつくって、一緒に遊ぼうとせがんだものだ。
”もどき”というのは、双六がさらに複雑になっているからだ。
双六の途中でいきなりバトルが始まってそれだけでも複雑なのに、
さらにそのバトルのルールたるや複雑怪奇極まりない。
時代は繰り返すというのだろうか、
いつも私が子どものころと味わったのと同じようにちょっと気まずい感じで終わる。
それも最近は全くなく、
今思えばもう少し遊んだやってもよかったかなあ何てことも思う。

私がふと思ったことをノートに書き留めるようになってからのこと。
娘が母親にノートを買ってとせがんでいた。
何を始めるのかと思っていたら、ノートに自作のお話を書き出した。
これには私もしめたと思った。
きっと私の様を見て、何かをノートに綴りたいと思ったのだろう。
私よりも早い双六卒業だ。

そもそも子どもは親を目標として、その壁を乗り越えるか突き破るか。
そうしていくべきものだと考えている。
遊びの世界でもそうで、幼少のころはいざ知らず。
ある程度の年になったら親が子どもの遊びに入っていくのではなく、
子どもが親の遊びの世界に入っていく。
そういうものだと考えている。
自分が子どものころを思ってもそうであったが、
子どもは親の言うことなんかなかなか聞こうとしない。
親の行動を見て真似して、そこから共感し批判して学んでいくものである。

親を見て子が育つ。
親と子の歴史は繰り返す。
子育ての双六はまだまだ続く。
posted by はまべせいや at 16:38| Comment(2) | TrackBack(0) | 季語に思う | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
せいやさん、こんにちは。
同じく根がシャイなうさこよ・・
わわ; 恥ずかしいからやめてよ; って頭の上から声がするぅ??(笑)

『子供が親の遊びに入ってくるようになる』って
ほほ〜ぉ。でした^^
子供が興味を持つような
楽しみを持っている親っていうのも 素敵ですよネ。

考えてみたら 人それぞれ趣味のひとつやふたつ あると思うけど
それを楽しむ時間っていうのを 忘れてしまっている場合って
結構あるんじゃないのかな・・と思って。

余暇を自分の好きなことに使うことで
こんな嬉しい関係を築けたりっていうことも
あるんだなぁ・・と 改めて
好きなことを見つけて それを楽しむことの
大切さを感じました。

気まずい感じで終わる・・は、すご〜くよくわかって
ちょっと笑っちゃいました^、^
Posted by うさこ at 2006年01月13日 15:24
うさこさん、こんばんは。
えっ。うさこさんさっき何か言いました?
「シッ・・・」とか聞こえたけど。
残念。聞き逃しちゃった。

『子供が親の遊びに入ってくるようになる』は目標で、
私の家の場合はまだまだ途上なのです。
自分も娘と同じ年のころは子供子供していたし、
まあそのうち私の背中を見ながら越えていくことだろうぐらいに思っています。

実は東京都知事の石原慎太郎の家庭がそうだったらしいのです。
石原伸輝(字あってたかな?)が自分の父について、
「絶対子供の遊びは付き合わなくて、むしろボードセイリングだとか大人の遊びに付き合わせる父だった」
こんな風に語っていました。

最近は大人が子供に対して、
つまらないところを管理する反面、妙に媚を売っているようなところがあって、
そこが私はこの世を過ごしにくくしている元凶じゃないかとにらんでいます。
大人が子供に近づくのではなく、
大人が子供の挑戦を受ける立場でいないといけない。
先の伸輝氏の回想を聞いて確信しました。

まあそんな世代間の闘争のなかで、
世代を超えて共感する部分も生まれてくるのではないかと思います。
子供らしい遊びに付き合う時期、
そろそろ大人に引き寄せようという時期。
時期を見極めるのもなかなか難しいし、方法もなかなかつかめない。

娘との双六は気まずく終わったまま。
どこの家庭でも似たようなことはあるんだろうなあ。


Posted by せいや at 2006年01月13日 18:48
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