2009年11月18日

ゆめはいつまで?

「このノートがすべてを語っているんだ。」
「このノートの文字は全てお前のものだな。」
「筆跡鑑定で明らかだ。」
立て続けにそう言われて仕方なく私はうなずいた。
「認めるんだな。」
「しからばお前の罪は明白だ。」
「お前を虚無罪で起訴する。」
そう言われて私はたまらなく机に突っ伏して思い切り頭をぶつけた。
起訴されたということよりも衝撃だったのは、自分のノートが白日の下に曝されていたということ、自分のノートと特定されたこと、そして何よりも“虚無罪”なるものがあるということ。
思い切り頭をぶつけたところで私は目を覚ました。
「ゆめはいつまで?」という、ただそれだけの匿名メールを受信した明くる朝のことだった。

posted by はまべせいや at 04:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 黒の部屋 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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